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歴史に残る
教育をしよう
株式会社ティエラコム
代表取締役 増澤 空

ティエラコムは、2026年に創業50周年を迎えようとしています。創業期より「困難にたじろがない ひとりで勉強できる子に」を教育理念に、「学習塾」とは一線を画した「教育運動体」として活動してまいりました。子どもたちのために、民間教育は何ができるのか?教育の可能性を追求しながら、子どもたちとともに学び、乗り合わせたスタッフと切磋琢磨して大海原をわたる50年の航海でした。
 
いつの時代も「困難」は生きる人々の前に立ちはだかってきたものです。それらを安易に回避したり、ストレスで押しつぶされたりといった現代人の耐性のなさが問題とされています。私たちは、困難を乗り越えた先にある喜びを味わえるようあえて多くの試練を用意し、鍛え、励ますことが教育者の役割であると考えます。私たちの教育目的は、時代やグローバル化の要請に応じて、有用な「人材」を仕立てて社会へ送り出すことではありません。試練を乗り越えた喜びとともに得た自信を年輪のように重ねた人間こそが、自身の幸せをかみしめ、より豊かな国や世界をつくっていくと確信しているからです。
 
ティエラコムの企業活動は、常に「変わらぬ理念」と「新たな挑戦」のもとにあります。私たちが大切にしている「企業哲学」「教育理念」「TIERRA WAY」のもと、教育への高い志を胸に、これからの50年に向けて出発いたします。

株式会社ティエラコム 代表取締役
増澤 空(ますざわ むなし)プロフィール

  • 1942年熊本県人吉市生まれ。早稲田大学商学部卒。大学在学中、ボランティア運動、芸術運動などに参加。卒業後は映画助監督、シナリオライターになる。もっと自由な制約のない暮らしをしたい、と夫人とともに神戸にやって来る。
  • 1976年わずか125万円の資金で学習塾『能力開発センター』を神戸に創業。資金ではなく、アイディアで勝負。教育プログラムを次々に開発し、子どもと保護者の心をとらえ急成長。
  • 1996年創業20周年を機に、社名を「株式会社ティエラ(地球:スペイン語)」に改称。学習塾のみならず、国際交流、環境保護活動、芸術・文化支援などに積極的に取り組み、1997年より学習と業務のデジタル化に着手。
  • 2000年社名も新たに「株式会社ティエラコム」と改称した。2003年より東進衛星予備校を開校、大学受験市場に本格的に参入し、さらに活動のフィールドを広げる。グループウエアによるナレッジマネジメントを率先して実践し、経営基盤の強化を図るとともに、「車座研修」と称して自ら教育現場に向かい、スタッフと膝を交えて教育の本質を探る研修を行っている。
  • 2010年一般社団法人日本青少年育成協会会長に就任。