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										 春さんベトナム人の花嫁を娶るの記A 
										日本から大事にもって帰った戸籍謄本、役所とのやりとりの一部始終を大公開 
										<3月7日> 
											日本領事館にその戸籍謄本を一部提出。その時私のパスポートと彼女のIDカードのコピーを取られる。 
											証明写真を撮りに行く(180,000ドン) 
											2種類の大きさが必要(縦4cm×横3cm=12枚、縦6cm×横4cm=4枚)
										 
										<3月8日> 
											日本領事館に昨日申し込んでいた書類を貰いにに行き、3種類もらう。3種類で480,000ドン(1種類が160,000ドン)。3種類の書類の内容は 
											@ 独身証明書 
											A 結婚資格証明書 
											B 出生証明書 
											「3種類の書類は何部作りますか?」と領事館の日本人の職員が私に尋ねる。こちらは初めてのことであり、「何部必要なのですか?」と聞くと、その女子は「分からない」と言う。それくらいのことも分からないでノウノウと仕事をして我々の税金で良く給料を貰っているなと腹が立つ。 
											 
											結婚申し込み書の原版を、パスタ−通りにある司法局に買いに行く。1セツト25,000ドン。双方の氏名、生年月日、本籍地、出生地などを記入して同じのを2部作成→これはのちに彼女の家の近くの人民委員会に提出。
										 
										
											<3月9日> 
											朝から外務局に行く。 
											ここで日本領事館よりもらった3種類の原本とそのコピーを1部と、外務局に備えつけの結婚申し込み書に必要事項を書き、私のパスポートのコピーだけを1部提出。ここは外国人が結婚する場合、外国人の為の提出書類の受け付け場所らしい。必要事項を書くとき彼女がいろいろ分からないところを聞いても、受け付けの人は明解に答えない。ワイロを払えばすぐ答えるのかも。12日に書類が出来あがるので取りに来てくれとのこと。
										 
										
											午後には彼女の方の提出書類を出しに、彼女の家の近くの人民委員会に行く。そこで3月8日に25,000ドンで買った書類を出す。そこでは住民台帳のコピーを6部提出。彼女に「おまえは日本語が出来るのか?」と受け付けにいたそこの責任者の区長が聞く。彼女が「出来ない」と答えると「日本語が喋れないのにどうして結婚出来るんだ!」と目を向いて言う。
										 
										はやくも訪れた結婚への危機、この危機をどう乗り越えた……次号へつづく 
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