アオザイ通信
【2001年7月号】

ベトナムの現地駐在員による最新情報をお届けします。

ホーチミンの現地特派員・「春さん」こと多久さんがこの春現地の若〜いベトナム人女性と結婚しました。周囲の人たちをアッと驚かせたこの結婚物語。マジな春さんの結婚にいたる面白エピソード、文化の違いを埋める努力と忍耐?の日々を紹介していきます。


春さんベトナム人の花嫁を娶るの記@


2001年2月8日。私こと多久春義は2001年5月5日にベトナムにて結婚式を挙げることになりました。相手の名前はHuong(フ―ン)27才。おっとこれはベトナム式の数えの年齢、日本式では正確にはウ〜ン才。まああまり気にせずに。私もベトナム式で数えたらウ〜ン才は若返るものですから。内緒にしておきましょう。2月初旬はベトナムの旧正月、「テト」と呼ばれ、町々でお祝いをします。このテトの時に相手の家に行き、式の日を決めてきました。そして会場も今日決めてきました。今のところは一応マジェスティック・ホテルを予定しております。人生とはわからないものですね。私も1年前は結婚など考えてもいませんでしたがどういう運命の巡り合わせか昨年の浅野さんの結婚に続いて私もベトナム人の女性を娶ることになりました。

2月8日結婚を決意したその日から5月5日無事結婚式を終了するまで、「ベトナムは何が起こるかわからない。くれぐれも油断めされるな。」と脅かされ、慎重に準備を進めた3ヶ月。

貴重な記録!?とその国独特の風習を引き継いでいる結婚式やお葬式、よその国の人から見ると面白いことや変わっているなというところがいくつか見うけられます。ベトナムで今回結婚式を準備してみて面白いなと思ったところもいくつか挙げてみたい。是非読んでくださいね。

2月26日、結婚準備のため帰国していた日本で戸籍謄本を市役所より貰う。実際必要なのは1部だが何回も日本に取りに来れないので念のため3部揃える。それをもって勇躍ベトナムへ。3月7日その戸籍謄本を日本領事館へ提出するところからスタートします。艱難辛苦を乗り越えてやっとたどりついた、5月5日の結婚式までのひやひやどきどきの記録。 …お楽しみに!!


浅野さん日本のNGOからベトナムで植林活動をするために派遣され、早○年。ベトナム暮らしのベテランです。昨年には、ベトナム人女性と結婚しました。現地では、絶大なる信頼を得ている彼も、最初はベトナム語さえ話せませんでした。



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