Folk Tales − 昔話で世界旅
さて、これから、昔話を読みながら、世界を旅してみましょう。飛行機ですぐに地球の裏側へ行けるし、ネットで世界がつながっている「今」だからこそ、となりの国の「昔」を見てみませんか?
■最後のお話■ 日本の昔話2「飯食わぬ女房」
日本の話2はX軸(390)Y軸(75)を探してみよう!
 
 
 森の奥に捨てられた兄妹が魔女の住むお菓子の家へ行く話「ヘンゼルとグレーテル」や7人の小人に助けられる少女の話「白雪姫」、猫がまずしい少年を守る話「長靴をはいた猫」や魔法のガラスの靴で幸せを得る少女の話「シンデレラ」。みなさんもよく知る、これらの物語は、遠い昔から語り継がれてきました。 「むかし、むかし、あるところに」ではじまるお話は、文字のない時代から生き続けています。わたしたちの先祖たちが、一人の語り部の紡ぎ出す物語に耳をかたむけ、徳を知り、罪を知り、人としてあるべき姿を学んで、次の世代を担う子どもたちに語り聞かせます。そうして、現代まで、語られてきました。 今、昔話と呼ばれるようになった物語は、世界各地に存在します。その土地に語り継がれた古い古いお話。それは、祖先が学んだ生きるのための知恵を子孫に伝えていくために自然に生まれた物語でした。それらを紐解いていくと、その土地の伝統的な儀式の由来や宗教的な考え方が見えてきます。また、ヨーロッパに伝わるお話なのに、日本の昔話とそっくりだったり、それと同じ話が中国にもあったり、と地球に住む人間同士の深い絆を身近に感じることがあるかもしれません。