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F.アクロマトンの秘伝タロット講座(12)
<アクロマトンスプレッド>
 今月は大アルカナ22枚のカードを使って占いの実践を紹介いたします。タロット占いでは「ケルト十字法」がよく使われています。どんな質問にも対応しやすく時間の流れにそって占えるため多くのタロット占いの本で紹介されており、タロットを学ぼうとすれば必ず目にするスプレッド(展開法)です。そこでここでは恋占いなどの ように質問者と誰かとの相性を占うのに適したスプレッドを紹介してみようと思います。これはわたしのオリジナルスプレッドのため「アクロマトンスプレッド」と名付けています。この原型はかつてわたしがタロットを学んでいたときに教わったものでして、それをわたしなりにアレンジしたものです。以前にもお話ししたように、まずは「ケルト十字法」や教わったスプレッドを使えるようになったら自分のスプレッドを作り出すのも楽しいものです。いにしえの知恵と技術が受け継がれて変わらないものと変わっていくものとが混在していく不思議さを体験いただければ幸いです。


<展開法−カードの順序と並べ方>
 占う前のカードの並びやシャッフル(混ぜ方)は5月の講座で紹介している通りです。裏向きのまま1〜10まで図のようにカードを置いていきます。全部並び終えたら、そのレイアウトをよく眺めてください。ペンタグラム(星型)のデザインになっているのがわかります。10のカードがまんなかに来て残りの8枚のカードは左右対称に置かれていますね。この占い法では右側が男性、左側が女性を意味しています。従って質問者が女性ならば左側のカードが本人をあらわします。まんなかは共通部分ということになります。そして1〜3が現在の状況をあらわします。4〜7は過去をあらわしますが、そのうちは最近のこと(ここ数ヶ月)はだいぶ前のこと(一年くらい)です。そしてこれからのこと(未来)が8〜10の3枚に出てきます。このようにこのスプレッドは縦方向には時間の流れをあらわし、横方向には距離や空間、例えば彼や彼女との距離感をあらわしているのです。


<出てきたカードの読み方−質問者が女性の場合>
 いよいよカードをひらいていきます。カードはテーブルでシャッフルしているので本来の位置(正位置)で出たり、さかさま(逆位置)に出たりします。このとき逆位置に出たカードはその意味が逆になるわけではありません。慎重な人をイメージするカードが逆に出たからといって軽率な人になるのではなく、慎重過ぎるのが裏目に出 てせっかくのチャンスを逃してしまうかも知れないというわけです。左側に自分の星座のカードや同じ元素、射手座ならば「節制」や「審判」「皇帝」「力」が出ていれば(7月講座火を象徴しているカードたち参照)意味が強くなり質問者に有利な展開が予想されます。
 そして本人のだいぶ前のことは<7>が最近のことは<5>があらわしています。お相手の過去は<64>があらわします。そのとき<32><54><76>という横に並んでいるカードが正位置どうしまたは逆位置どうしなら結びつきが良いことになります。またカードの色彩が明るい色か暗い色かも同じように比べます。とくに現在の要因は<5〜7>の中にひそんでいます。自分がこうだったから<75>、こうなっている<3>、相手がこうだったから<64>、こうなっている<2>、その二人だからこうなっている<1>という具合です。 これで過去から現在までの二人の相性が読めたらいよいよ<8〜10>をひらいて二人の未来をみていきましょう。<9>が本人のカードですから<8>のカードと比べます。ここで未来の相性が出てきます。そして総合の未来<10>のカードとつながりの深いカードが自分の側のカード4枚にあればあなたのペース、右側にあれば相手のペースというわけです。男性を占う場合は右側のカードを本人にとして読んでいって下さい。このスプレッドでは3か月先くらいまでの未来を読むことができます。


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