| ◆ ◆ カードはキャラクターをもっている ◆ ◆ |
タロット占いを始めようと解説書をひらくと、カードの意味が「優柔不断、新たなる旅立ち、勇敢…」などと箇条書きに書いてあって、まるで英和辞書でHaveの意味を引いたときみたいに、え〜っどれを使えばいいんだろう?と悩むことが多いはずです。
そこで「月」のカードは「気まぐれ君の寂しがり屋」とか「戦車」のカードは「いちずな熱血君」とでも名前をつけておくとよいでしょう。ほらトランプでババ抜きしてるときにジョーカーが手元にやってきたら「あちゃ、こいつ〜!」て思うでしょ。そのこいつ〜っていうのがカードそれぞれに違ったキャラクターとしてあるわけです。
たとえば誰もがいやがる「死神」のカード、でもなかなか脱出できない迷路にはいってジタバタと悩んでいるときにこいつが出てきたら、その鎌チョット貸してぇ〜といって、バッサリと現状打破、晴れて自由の身になるというのでもいいわけですよね。念のため借りた鎌はちゃんと「死神さん」に返しときましょうね。 |
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| <タロットカードの種類> |
タロットカードはフランスおよびイタリア系と英国系のふたつに分かれます。前者は伝統的タロットと呼ばれ、その代表がマルセイユ版タロットです。それに対して英国系は魔術タロットと呼ばれ、そのいちばん有名なのがウエイト版タロットです。19世紀ロンドンに創設された魔術結社の団員アーサー・エドワード・ウエイト博士によるタロットカードで、結社の魔術儀式用にデザインされたものでした。このふたつの違いは8番のカードと11番のカードが入れ替わっていることです。伝統的タロットを魔術体系に整理していくときにこの2枚を入れかえる必要が出て来たためでした。
しかし同じ結社のアレイスター・クロウリーは博士のタロットに異を唱え、もっとおどろおどろしい魔術タロット「トートタロット」をつくったのです。しかしこのカードは初心者の方にはあまりおすすめしません。絵柄の怪異さに目を奪われて、自分のイメージを確立させにくいからです。 |
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大アルカナ1番のカードがMAGICIAN、「魔術師のカード」です。惑星では水星をあらわし知性のイメージをもっています。イラストにあるように火をあらわす棒、水をあらわすカップ、風をあらわす剣、地をあらわす星型という四つの道具を使って今から魔術をおこない、新たなものを創造していこうとしているのです。心ある意図をしっかりともって物質世界のあらゆるものを調和させて結びつけ、新たな組み合わせを造り出すのが魔術師の役割です。魔術師の帽子には時間の広がりをあらわすレミニスカット(無限大のマーク)が見えます。このカードは人物としては創造性あふれる若い男性を意味します。このカードが出たら、質問者は「何らかの能力を駆使して新たなことを始めようとしている」と思って下さい。道具も技術も持っている、あとはそれを実現させるだけの創造力をどこまで養っていけるかがこの魔術師の鍵をにぎっています。 |
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