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この9月、およそひと月の間、エコロ爺さんは東アフリカのタンザニアを旅し
てきたぞ。正式な国名はタンザニア連合共和国。首都が二つある不思議な国だ。と言うのは実際の首都と呼べるのは、何と言ってもインド洋に面したダルエスサラームじゃが、国父とも尊敬されている初代大統領のニエレレさん(1999年没)が、国内の南北問題を緩和するため独立まもない国会で、今後、首都を内陸部のドドマに移すと明言し法律で決めたのじゃ。と、いっても何せ独立期の社会混乱と経済政策の失敗によって、首都移転ははかどらず、30年を過ぎた今も国会議事堂や大統領府・自治省が移転しただけで、実態はまだダルエスサラームにあるというのが世界の常識じゃな。
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今回の旅の目的は大別すると3つ。 1つ目は、この4年続けているビクトリア湖の環境調査のフォローアップ。
次が調査の流れのなかから出てきた自然素材の石けんつくりの調査。最後はエコロ爺さんが関わっているNGO(非政府系組織or民間海外援助団体)の活動状況の視察と課題の調整じゃった。このNGOは「地球緑化の会」といってな、能力開発センター・宇土教室の近くに本部がある小さな団体(発足1992年・会員約300名)で、主な活動先はタンザニアのドドマ市とその周辺。最近、熊本県知事からNPO(非営利団体)にも登録されたそうじゃ。
この団体はユニークな団体だそうな。何故ユニークかといえば、日本に何千とNGOやNPOがあるが、アフリカの農村に事務所をひらいて活動をしている上、東京や大阪といった大都市でもなく宇土(熊本市に接した人口約4万の小都市)に本部があるというところが珍しいんだな。
ところでNGOとNPO、どこが違うかしっちょるかい。何かややこしいのう。ちょこっと爺が整理してみるとな、NPOというのが民間団体を広くくくる考え方で、NGOはその中のひとつ。他にはCBO(地域をベースにした団体)、PVO(個人を中心としたボランティア団体)、MBO(宗教をベースにした団体)や労働団体などの職業別の団体等に整理されているんじゃ。
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このページでは、これから21回にわたってタンザニアの報告をしていくことにしているぞ。急がずにポレポレ(スワヒリ語でゆっくりゆっくりの意味で国民性を現している言葉として有名)、今回の動きやタンザニアの風物・人物、社会問題などを紹介していくつもりじゃわい。写真を中心にした、楽しい読みものになるから目休め、気休め、筆休めに最後まで読んで損はせんぞ。1週間に2回、記事も写真もいれかえ、年末まで続くサファリ(長旅)じゃい。
そんなら、お話のはじまり、はじまり。
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