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「社格」のある企業でありたい
株式会社ティエラコム
代表取締役社長 増澤 空
      (Munashi Masuzawa)
プロフィール

1942年、熊本県人吉市生まれ。
早稲田大学商学部卒。大学在学中、ボランティア運動、芸術運動などに参加。卒業後は映画助監督、シナリオライターになる。

もっと自由な制約のない暮らしをしたい、と夫人とともに神戸にやって来る。
1976年、わずか125万円の資金で学習塾『能力開発センター』を神戸に開業。資金ではなく、アイディアで勝負。自然合宿、探検合宿、国際キャンプなどの教育プログラムを次々に開発し、それが子どもと保護者の心をとらえ急成長。
1996年株式会社日進学院を合併、1997年株式会社開成館をグループ化し、兵庫県下のエリアを固める。

1996年創業20周年を機に、社名を株式会社ティエラ(地球:スペイン語)に改称。

学習塾のみならず、国際交流、環境保護活動、芸術・文化支援などに積極的に取り組み、1997年より学習のデジタル化に着手。

1999年よりデジタル学習による資格検定事業を開始。
2000年よりキャリアアップ支援事業本格始動し、「教育をコアとしたライフデザイン支援サービス業」をめざした新たな企業戦略を打ち出す。社名も新たに「株式会社ティエラコム」と改称した。

2001年よりIT化による「21世紀型教育モデル」の提案として、ASP事業をスタートさせ、さらに活動のフィールドを広げる。グループウエアによるナレッジマネジメントを率先して実践し、経営基盤の強化を図っている。

2003年子会社株式会社開成館を合併。
新たなる兵庫戦略を模索する。
また株式会社ナガセの東進衛星予備校FC校を開校。大学受験市場に本格的に参入。小中高一貫教育を確立する。

1. パラダイムは「地球」

おそらく、21世紀のパラダイムは「地球」となるだろう。
グローヴァリズムという流行語も、単に経済や情報の世界化(地球規模)を意味するばかりでなく、今や地上に満ちた人類が地球を食いつぶそうとしている危機感の前ぶれしているようにも思える。
私たちは、企業利益を追及するうえで、少なくともこのような危機感を増幅することには加担しないよう心したい。
そして、できれば自然環境と人間の心身の健康増進に、多少でも貢献し得る事業に携わりたいものだ。

2.大いに学ぼう

生命は、その営み自体が「学習」と言える。どんな生き物も環境を探索し、環境から学び、環境に適応してきたのだ。
そして人間は、その数十億年の「生命潮流」の最先端に位置している。
人間を人間たらしめたのは、何よりも旺盛な好奇心だったはずだ。
私たちは、大いに学びたい。このような理念は本来は個人の意志の領域に属することであって、はたからとやかく言われる筋合いのものではないかもしれないが、個々の私生活の範囲内にとどまらず、生涯の多くの時間を割く職場で、同僚と共に、仕事を通じてそのような学習ができれば、すばらしいのではないかと思う。

3.可能なかぎり自己実現

人の一生は、かけがえがない。私たちは何よりもまず、ひとりひとりが働きがいを感じ、可能なかぎり自己実現を果たし得る職場にしたい。
その結果、生きていることが「たのしい」と感じられるようになれたら、最高だ。

4.ひとりひとりがのびのびと

人は、ひとりひとりちがう。組織で働くときは、このちがいを互いに認識することが第一歩だ。
私たちの職場は息苦しくなく、ひとりひとりがのびのびと呼吸できるようでありたい。
それぞれが自分の価値観を大切にし、自分の言葉で話し、自分を主張できる職場でありたい。
言うまでもないことだが、そのためには、他者の主張に誠実に謙虚に耳を傾けることを怠ってはならないと思う。

5.対立・葛藤こそ望ましい

組織には葛藤は付き物だ。
共通の目的を達成するために、人は集まって組織をつくるが、二人以上集まれば、必ずと言っていいほど意見の対立が生じる。
この対立や葛藤は、しかし、創造的エネルギーの発露とも言えるものだ。
なぜなら、それは知恵の絞り合いなのだから。
面子にこだわったり利己主義に走ることさえ妨げるなら、私たちはうわべだけの和や安易な妥協より、創造的な対立・葛藤こそ望ましい。

6.小さな組織で増殖

組織は、大きくなるほど、権威主義や官僚主義の温床になりやすい。
私たちは、一つの会社をいたずらに肥大させず、できるだけ分権化して、小さな組織で増殖していくという形を取りたい。
社員ひとりひとりの働きがいと「管理ゼロ」の追求−言い換えれば、真に個が生かされる組織の創造を目指そう。

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