友達や家族に支えられた、合格への道のり
【参加してくださった皆さん】
 松岡隆太郎くん(長崎西高校  合格)
 前田 理也くん(青雲高校   合格)
 河上 千尋さん(長崎北陽台高校  合格
 岳野 春菜さん(長崎西高校  合格)
 中島 理花さん(長崎西高校  合格)
模試の合格判定、先生との面談が勉強の刺激に
松尾:みなさん合格おめでとうございます。まず、合格する自信はありましたか
一同:ありませんでした。
松尾:本音を言って下さいよ(笑)。
松岡:ちょっとありました。普通科ならいけると思いました。
岳野:ちょっとあったかな。
松尾:合格発表で自分の番号を見たとき、どんな気持ちでしたか
前田:ホッとしました。
岳野:学校で封筒をもらったので、あまり実感がわきませんでした。
河上:最初は恐くて遠くから見ていたけど、番号があったので、だんだん近くに行ってハッキリ見えたとき、うれしかったです。
松尾:どの勉強が、特に印象に残っていますか
岳野:公立模試がよかったです。
前田:入試本番テストです。
河上:先生との面談が、ためになりました。
松岡:元旦からがんばった正月特訓です。
中島:Webテストはよかったです。特に社会は役に立ちました。毎週、教室でテストがあって、一問一答を解いたのがよかったです。金メダルをとるまで一テーマ五回ずつやり、一週間に七テーマ、三五回しました。
松尾:公立模試ではどんなところが鍛えられましたか
河上:時間を考えて早く解けるようになり、最後の方は何回も見直しができるくらいスピードがつきました。
前田:僕は私学模試を受けたのですが、公立模試ではありえないような問題数ですし、また、くせのある問題がたくさんあったので特に応用力がレベルアップしたと思います。
松尾:オープン模試はどうでしたか。また、判定はその後の勉強に影響しますか
河上:合格判定が出ればそれを見て「もっと頑張らなきゃ」とやる気が出ました。
中島:十一月の時点でDだったので、「次のテストでC判定にしないとだめだ」と先生に言われ、そこで本気になりました。入試本番の判定も励みになりました。
松岡:一度E判定をとったことがあり、かなりショックを受けました。模試はいつもA判定を目標にしていました。
松尾:能開は面談がありますが、先生との面談はみんなにとってどんな役割でしたか
岳野:やる気が起きない時に面談をされると気持ちを取り直してやる気が戻りました。
松岡:面談後は意欲が出ますが、時間が経つと元に戻ってしまうので、三週間に一回くらいしてほしいです(笑)。
中島:テスト結果が返ったときなどに、成績や生活面のアドバイスをもらえました。夏ごろまではその重要性を感じませんでしたが、入試前は大事なことを話していただき、刺激になりました。

自分を奮い立たせる講習会 友達から刺激を受ける夏合宿
松尾:講習会はきついものだと思いますが、どうでしたか。また、きつい講習会をがんばれたのはなぜですか
前田:きついだけやりがいがあったと思います。自分を追い込んで奮い立たせる環境に身を置けるのがいいと思います。講習会に行く時は「行きたくないな」と思うときでも、行くとやる気になれました。
河上:私は陸上部だったので、朝から走って、夜遅くまで勉強という部活と同じ日の時はきつかったけど、みんな一緒だったので頑張れてよかったです。
松岡:宿題の量が多くて大変でした(笑)。
前田:正月特訓では、違う教室の先生が教えてくれるので、新鮮でした。違う学校では教えてもらっているのに、自分は習っていないことがあり、そんなときはすぐに聞くと教えてもらえたので、受験に役立ちました。
岳野:正月特訓は、勉強をしながら能開で年越しをして、楽しかったです。
松尾:講習会のほか、夏は受験合宿もありました。参加した人もいると思いますが、合宿でよかったことは何ですか
中島:模擬入試で西高と同じレベルの学校を受けましたが落ちました。落ちたときは、模擬とはいえども同じレベルで受からなければ本番も受からないと思ったので、ショックは大きかったです。最後の先生の話で「本番でこんな涙を流すな」と言われ、帰る時、他県の人と「絶対に受かろうね」と約束をしたりしました。
松岡:僕は朝の自習に行く気がなかったけど、班のみんなが行ったから行きました。合宿では知らない人同士が班になって行動するので、刺激を受けてよかったです。
岳野:私は部活ばかりで合宿に行けませんでした。受験勉強が全然できていなかったのに、みんなが勉強しているときにもできなくて焦りがありました。
松尾:合宿は「一日を勉強で過ごす、学校の勉強もしながら、合宿の特殊な空間の中で受験へと気持ちを高めさせる」という意味があるのです。

常に明確な近い目標に向かって勉強する
松尾:勉強していく中では、焦りや思うように進まないなどスランプがあるかと思いますが、どうでしたか。またどのように乗りこえましたか
松岡:僕は部活の時期はずっと両立で悩んでいました。乗り越えて、勉強に集中できたのは部活が終わってからです。
前田:一学期に過去問題を解きはじめたとき、全然解けなくて、「受験が間もないのに」と、焦りました。でも、がむしゃらに解いていき、授業でパターンを覚えていくにつれて調子が出て克服しました。解けなければ少なくとも二回以上は解いた方がいいです。英語の文法はいろんなパターンをしっかりやる方がいいと思います。
河上:「入試まであと○日」と言われたとき、焦って勉強が手につかなくなりました。
松尾:高校に入っても「焦って何も手につかない」ということはあると思います。こんなときは、基本的なことをやり直せばいい。こんなときに難しい問題を解いても意味がない。熟語の暗記とか、単純なものをやって、思考をカットするような勉強をしていると、徐々に体が動くようになってきて、必ず点が取れるようになってくるのです。では、みなさんが本気になった! と思うのはいつですか
前田:夏休みくらいからです。
松岡:部活が終わってからでした。
中島:十月に模試で判定Eをとって頑張ろうと思い、公立対策の仕上げを始めたけど、ヤバいと思い、Cを目標に本気で頑張りました。
松尾:模試の判定でもいいですし、とにかく明確な目標を立てて勉強した方がいいです。夏頃に、半年先の「合格」だけを目標にすると遠いからつらいですよね。ですから、近い目標を作ってコツコツ進むのがいいですね。では、受験勉強での失敗点や反省点を教えてください。
松岡:ダラダラと勉強して、やった気になっていたことです。
前田:僕の失敗は、先生に「断ち物をしろ」と言われたけどできなかったことです。
中島:断ち物といえば、私は音楽を聞きながら勉強するのをやめました。
河上:私も勉強のさまたげになるものを全部ダンボールに入れて、封をして、親に隠してもらうように頼みました。
岳野:私は部活を引退してから本気で全部勉強しましたが、もっと早くから先生の言うことを聞いてしておけば上にいけたかなと思います。
中島:部活を引退してからだとほかの人と同じスタートなので、もう少し早くからしておくほうがいいと思います。
河上:受験勉強は部活が終わってから頑張ればいいと思うけど、私は中一の頃から数学がわからなくなったから、数学は最初から勉強しておいたほうがいいと思います。あと、夜にちょっと寝てからやろうと思っても寝てしまうのでよくないです。
前田:受験勉強とまではいかなくても、中一から人についていけるくらいの勉強はキチンとしておいたほうがいいですね。
松岡:僕は部活が終わってから本気で勉強すれば、どこでも大丈夫だと思います。
中島:私は能開の宿題もこなせていないのに、歴史や地理の問題集を買ったりして自己流に走ったことが失敗でした。宿題はちゃんと終わらせるべきです。また、公立模試はノートを完全に埋めないと自分では納得できないのですが、私学や先生が出す問題は、解いても間違えたところのやり直しをあまりしなかったのがよくありませんでした。
松尾:今、振り返ると後悔もあると思いますが、中一・中二のときに何をどうがんばったら後悔せずにすむと思いますか。
河上:中一・二年のときは、受験への実感がなかったからあまり勉強をやる気が出ませんでした。この頃にもっと高校について知っておけばいいと思います。
松尾:みなさんの高校受験の勉強は、部活が終わってからでも間に合ったかもしれませんが、大学受験は間違っても部活が終わってからなんて思わないでください。大学受験は高一からの勉強がすべてです。では、高校受験の勉強と部活を両立するには何を意識すればいいでしょうか
前田:特に意識したことはありませんが、やることはキチンとやっておけば両立できると思います。宿題をキチンとして、授業をキチンと受ければいいです。
松岡:僕は両立できていなかったけど、毎日勉強する時間を決めてやればいいです。
岳野:平日は少ししかできませんでしたが、時間が取れる土曜にしっかり勉強しました。
河上:時間を決めて集中して勉強するのがよいと思います。
中島:部活が終わって家に帰ると寝てしまうけど、能開では勉強できたので、能開で自習・質問に参加した方がいいと思います。
松尾:部活が終わってから家ではやりにくいので、能開に来てやるというのは合格のポイントかもしれませんね。高校に行ってもそれは同じだと思います。受験にあたって家の人はどんなふうに応援してくれましたか。
前田:過去問を一緒に解いてくれたり、分からない問題を聞いたら教えてくれました。
松岡:能開の送り迎えを協力してくれて感謝しています。
岳野:受験前に、普段あまり買い物をしない父が、コンビニでお菓子を買って励ましてくれたことに愛情を感じました。
中島:受験前に数学で分からないところを父が教えてくれました。
河上:私の母は聞いても「わからん」とあまり教えてくれなかったのですが、一度「何で教えてくれないの」と聞いたら母が「一緒にやろう」と言ってくれたのがうれしかったです。
松尾:しんどい時、家族が支えになってくれるのはありがたいですね。では、能開での友達の影響はありましたか
前田:テストでよく負ける友達がいたので悔しかったので頑張ろうと思いました。
松岡:女子の方が頭がよかったりしたら悔しかったので、頑張りました。
河上:友達に勉強の方法を聞いて、勉強できたのでよかったです。ボールペンで覚えなければならないことをノートに書いて、覚えた量を競争したりしました。
岳野:同じ時期に受験勉強を始めた河上さんとはレベルも同じくらいだったので、私がきついときも、彼女も頑張っているんだ、と励みになりました。
河上:そうですね。岳野さんはライバルではなく、一緒に頑張ろうと思った友達でした。
中島:私は「絶対一緒に受かろうね」と言ってくれた友達や、勉強方法を教えてくれた友達に支えられました。

合格はゴールではない それぞれの夢に向かって
松尾:みなさんは能開に何を求めて入ってきましたか。みなさんにとっての能開を教えてください。
中島:なぜかわからないけど、私は家でははかどらないのに能開だと勉強できるんです。親は「他の塾は学校をさぼって塾に行ったりとかあるけれど、能開は服装面など勉強以外の面もしっかり指導してくれるところがいい」と言っていました。
河上:他の塾は「成績を上げればいい」という感じの先生が多いけど、能開は「それまでの過程も大事」という考え方を教えてくれる。だから能開がいいと思います。
前田:能開の授業を受けていると、「先生がよく研究されている」と感じるのです。だからいい授業だなと思います。
松尾:成績面・生活面などいろいろありますが、厳しい方が君たちにとって、いい環境なのですね。では、その能開の後輩たちにアドバイスをお願いします。
前田:本格的な受験勉強に入る前に、英単語と漢字はしっかりやった方がいいです。また、そういった能開のテストをおろそかにしないほうがいいです。
松尾:高校に入ったら漢字や英単語は膨大に増えるからね。東進での英単語マスターや高速マスターは本当に重要ですよ。
岳野:社会の暗記は早めに始めた方がいいです。私は焦ってやってもなかなかできませんでした。
松岡:毎日勉強することが大切です。
中島:歴史や単語は、Webテストで勉強してよかったです。そして、先生が言われたように遠くの合格を目標とするのではなく、EXや入試本番という模試判定などで小さな目標を立てていけばよいと思います。
河上:数学が苦手な人は早めに問題を多く解くといいと思います。私は間違えた問題は何回も解いて覚えるようにしました。
松尾:最後に高校でやりたいことや将来の夢を教えてください。
中島:合格はゴールではないから高校での目標は学年三十番以内に入ることです。部活も両立させて頑張りたいです。将来はまだわかりませんが、獣医さんになりたいです。
岳野:勉強や部活をしっかり両立させて、いろんなことに挑戦したいです。そして大人になって「高校でやり残したことはない」と堂々と言いたいです。将来は、日本だけでなく、世界に羽ばたいて人を助けられる仕事に就きたいです。
河上:高校では最初から最後までがんばりたい。夢は地球のすべてを見て回れるくらい世界レベルの仕事をしたいです。とにかく何事にも悔いを残さずにやりたいです。
松岡:高校では理数系に進めるようにがんばりたいです。そして医学部に入って医療系の仕事に就きたいです。
前田:高校に入ったら、勉強だけではなく、社会に出ても恥ずかしくない常識を身につけたいです。将来はパイロットになりたいです。
松尾:参考になる話をありがとうございます。これからは高校生として新しい学校での勉強が始まりますが、能開で学んだことを忘れず、東進の先生たちの指導を信じてどんどん新しいことにチャレンジしていってください。